お渡しした仕組みは、それぞれの会社の中で動いています。
これまでの仕事から七つを選びました。社名は伏せ、金額や体制も書いていません。
拠点を多く持つ運営会社
「同じ投稿を、拠点の数だけ繰り返していた。」
拠点ごとに担当者が地図サービスの管理画面へログインし、投稿とクチコミへの返信をしていました。投稿の作成と予約配信、多言語への翻訳、返信、利用後アンケートの回収までを、一か所で扱えるようにしました。
人事向けクラウドサービスの会社
「研修は受けた。翌週には、前のやり方に戻っていた。」
代表への研修から始まりました。隔週で集まって二週間分の質問に答え、いまの業務ならここに使える、という提案を返します。営業の案件管理画面は、代表が自分で作りました。経理の担当者は、委託料の計算をClaude Codeで作り直しています。「Gitとは何か」のような質問にも、その場で答えます。
化粧品の通販会社
「広告の判断が、担当者ひとりの経験に乗っていた。」
広告の数字は、管理画面と表計算に分かれていました。これを一つにまとめ、どの広告が成果を出しているかを同じ基準で比べられるようにしました。伸びているものを選ぶと、同じ構成で次の下書きが出てきます。配信を始めるのも止めるのも、押すのは人です。
来客のある施設の現場
「紙の同意書を探すたびに、現場が止まっていた。」
利用前にいただく同意書を電子化しました。お客様は共有のiPadで項目を確かめ、画面に署名します。控えはメールで届き、原本はクラウドの日付フォルダに自動で保存されます。現場の仕事は、提出状況の確認と検索だけになりました。
飲食(多店舗)
「店舗の利益が、締めのあとにしか見えなかった。」
売上はレジ、原価は仕入伝票、人件費は勤怠と、数字が三か所に分かれていました。毎日それを集めて一枚にまとめ、店長がその場で判断できるようにしました。曜日や時間帯ごとの傾向も、同じ画面で見られます。
運営会社の本部(経理・人事)
「毎月、取引先のサイトごとに請求データを取りに行っていた。」
拠点ごとの請求データの取得を自動にし、勤怠記録と送信ログの突き合わせも自動にしました。画面は作っていません。手順書を添えて、経理と人事の担当部署にお渡ししました。
ローカル店舗向けSaaS
「代理店が、自分のお客様に売れる形がなかった。」
代理店、会社、店舗の3階層で使う仕組みです。上の階層は配下のデータをまとめて見られ、下の階層は自分のデータだけを見られます。AIが書く文章は、店舗ごとに許可した情報の範囲に限りました。実在しないメニューや設備は書かせません。
どれも実際にお渡ししたものです。
画面の写真を載せないのは、お客様のデータが映るからです。
作る仕組みも同じ考えで組みます。権限は役割ごとに分け、誰が何をしたかの記録を残します。実データが載る画面は、認証を通らなければ外から開けません。
似たことでお困りなら、聞かせてください。
まずオンラインでお話を伺います。その場で何かを決めていただく必要はありません。